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あーとコモンズSumi-Coで「おかしな印刷展」 特殊印刷の魅力を紹介

東京芸術大学デザイン科非常勤講師で、東京拠点のデザイン・印刷スタジオ「ALBATRO DESIGN(アルバトロデザイン)」代表の猪飼俊介さん。活版印刷、UV印刷、リソグラフ、オフセットなどの「特殊印刷」作品を展示している。

東京芸術大学デザイン科非常勤講師で、東京拠点のデザイン・印刷スタジオ「ALBATRO DESIGN(アルバトロデザイン)」代表の猪飼俊介さん。活版印刷、UV印刷、リソグラフ、オフセットなどの「特殊印刷」作品を展示している。

 江戸川区が東京芸術大学と共に運営する江戸川区文化スポーツプラザ(江戸川区松島2=旧第二松江小学校舎)を活用した芸術拠点「あーとコモンズSumi-Co(すみっこ)」で現在、猪飼俊介さんによる「おかしな印刷展」が開かれている。

トークショーで実例を交えながらレクチャーする猪飼さん

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 2023年から連携事業「あーとtoともに」プロジェクトに取り組む江戸川区と同大。文化やアートをより身近に広め、芸術拠点と作っていこうとする企画の一環で開いた同施設では、企画展やさまざまなクリエーティブイベントを開催している。7月11日に始まった同展は、同大デザイン科非常勤講師で、東京拠点のデザイン・印刷スタジオ「ALBATRO DESIGN(アルバトロデザイン)」代表の猪飼俊介さんによる作品を展示している。

 活版印刷、UV印刷、リソグラフ、オフセットなどの「特殊印刷」作品は、藤原印刷(長野県松本市)が協力制作した作業工程が見える大判ポスターや、活版印刷工程で使う亜鉛版などと共に展示。色鮮やかで、時に立体的で、個性豊かな印刷作品が白いギャラリー空間を彩っている。

 猪飼さんは「きれいとかゴージャスな印刷は多くあるが、活版やリソグラフなどを『あえて』選んでやってみる面白さを子どもから大人まで、来てもらう人々に伝えられたら。印刷は、刷ってみないとわからない実験的な面白さがあり、作業工程に偶然性や遊びの部分がある。触感に訴えかける印刷物が、デジタルにはない個性の一つとして見てもらう人と共有できたら」と話す。

 8月22日には「特殊印刷表現とデザイン概説」をテーマにトークショーを開催。定員を超える参加者が、特殊印刷の表現やデザインとの関わりについて学んだ。参加者には猪飼さんが印刷した活版などの印刷カードを配布。トークショーの終わりには猪飼さんに質問を投げかけるなど、集った人々の関心の高さが見られた。

 開館時間9時~17時。入場無料。8月31日まで。

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