東京2020オリンピック・パラリンピック競技会場として整備されたカヌー・スラロームセンター(江戸川区臨海町6)で6月27日、水辺の事故防止を目的とした体験型安全教育プログラム「カヌスラで海そなえ」が始まる。主催は公益財団法人「日本ライフセービング協会」(港区)。
同協会は日本財団の「海のそなえプロジェクト」と連携し、小学3年生以上を対象に、6月27日~8月5日の期間中に全10回開催する。
水辺での事故を未然に防ぐための知識や行動を、実際の体験を通して学ぶことを目的とする同プログラム。ライフジャケットの正しい着用方法や浮き方、海と川での活用法を学ぶほか、サバイバルスイムやボディーローテーション、落水体験、離岸流体験などを行う。海や川で起こり得る危険を実際に体験することで、水辺で必要な判断力や行動力を身に付けてもらう。
併せて、人工カヌーコースを活用したラフティング体験も実施。参加者同士で協力しながらラフトボートを操作し、水流を体感できる内容。初回の6月27日には、高校生以上を対象にした特別企画「ヨガスラ」も開催。夕暮れ時の施設内でナイトヨガを行った後、水辺の安全について学ぶプログラムへと移る。
同協会・広報室の担当者は「カヌー・スラロームセンター最大の特徴は、流れを安全に再現できること。海や川では危険を伴うため実施できない落水体験や流される体験も、管理された環境だからこそ安全に実施できる。水難事故の多くは事前の知識と行動によって防ぐことができる。この夏、水辺へ出かける前に、ぜひ親子で、そして仲間と共に、『溺れないための備え』を体験しにきてもらえれば」と参加を呼びかける。
参加費は1,000円。小中学生は保護者同伴。参加者には修了証とオリジナルクリアファイルを進呈する。