暮らす・働く 学ぶ・知る

鹿骨で「農の未来を考えるセミナー」 住宅地に残る農の風景を次世代へ

鹿骨サーキュラーベースのみなさん(写真提供=鹿骨サーキュラーベース)

鹿骨サーキュラーベースのみなさん(写真提供=鹿骨サーキュラーベース)

 「農の風景育成地区特別セミナー&意見交換会『農のつづくまち、鹿骨のこれから。』」が8月25日、鹿骨区民館フラワーホール(江戸川区鹿骨1)で開催される。主催は、東京都の「農の風景育成地区」に指定されている江戸川区鹿骨地域歴史や文化、農業など地域資源を次世代へつなぐ活動を進める「鹿骨サーキュラーベース」。

鹿骨サーキュラーベースのみなさん

[広告]

 鹿骨地区は、住宅地の中にビニールハウスが点在し、野菜や花卉(かき)を育てる農業が長く営まれてきた地域。一方で近年は使われなくなったハウスも少しずつ見られるようになり、地域の農の風景をどのように次世代へつないでいくかが課題となっている。

 同セミナーでは、「もし鹿骨でイチゴ作りを始めるとしたら」という仮説を入り口に、スマート農業や、地域と農業の新たなつながりについて考える。実際に事業化を目指す場ではなく、参加者が自由にアイデアや疑問を持ち寄り、地域の可能性を探ることを目的としているという。

 前半の基調講演には、ICTを活用した農業支援に取り組むNTTアグリテクノロジー(新宿区)の酒井大雅社長が登壇。「農業とICT」をテーマに、イチゴ栽培の事例や全国各地の先進プロジェクトを紹介し、地域経済やまちづくりとの関わりについて話す。

 後半は参加者による意見交換会を予定。「空きビニールハウスをどう生かせるか」「農家以外も関われる仕組みはあるか」「地域の特産品や6次産業化につながる可能性はあるか」などをテーマに自由に意見を交わす。

 「話を聞くだけの参加でも歓迎」と同団体。担当の山田さんは「住宅地の中に残る農地やビニールハウス、そして空の広さは鹿骨ならではの素晴らしい風景。その風景を未来へどう受け継いでいけるかを、みんなで考えるきっかけになれば。『もし鹿骨でイチゴづくりを始めるとしたら』というテーマも、そのための一つの入り口。農家の方だけでなく、地域に住む皆さまにも気軽に参加していただけたら」と話す。

   開催時間は15時~16時30分(14時30分開場)。参加無料。定員は先着50人。申し込みは8月21日まで受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL