子育ての祭典「ハギュットフェス」が12月23日、江戸川区グリーンパレス（江戸川区松島1）で行われた。

溶接体験＝子育ての祭典「ハギュットフェス」　ものづくり江戸川の魅力伝える

　同フェスは、「江戸川区を感じて学ぶ」子育ての祭典として2013（平成25）年にスタート。コロナ禍で中断していたが、「江戸川区の魅力発信・発掘」をテーマに4年ぶりに再開。当日は3000人を超える来場者が集まった。

　メインステージでは、江戸川区と商店街を守るヒーロー「商売繁盛エドレンジャー」、子育てヒーロー「ハギュットマン」と「バグるん」によるキャラクターショー、子どもたちのダンスユニットなどが登場。会場が一体となりながら歌やダンスを楽しんだ。

　ワークショップブースでは、食品サンプルやバーバリウム作りから、溶接体験、江戸扇子や日本刺しゅうなどの伝統工芸まで、江戸川区内の多様な事業者、子どもたちにものづくりの楽しさを分かりやすく伝えた。

　一般社団法人「ハギュット協会」代表理事の井田和義さんは「寄付とボランティアで成り立っているイベントのため、開催できる環境を整えられるのか不安だった。しかし、コロナ前よりも地域のためにという思いで関わってくれる方が増え、本当に感謝しかない。これからも、地域とこどもの未来をつなぐ取り組みを進めていきたい」と話す。