江戸川区唯一のブルーベリー観光農園「ブルーベリーファーム東京」(江戸川区東小岩2)が愛国学園短期大学(西小岩5)と産学連携商品「完熟ブルーベリージャムを共同開発し、6月6日から同園や区内イベントで販売する。
2022年に開園した同園。園内では約800鉢のブルーベリーを栽培し、約30品種をそろえる。同校は、1962(昭和37)年に開学した江戸川区唯一の短期大学。家政科に「食物栄養専攻」「生活デザイン専攻」を設置し、地域住民向けの「食育フェス」を開催し、江戸川区のSDGs関連企画へ参加するほか、公開講座を通じた地域課題の解決に取り組んでいる。
産学連携は「江戸川区産ブルーベリーの魅力をより多くの人に知ってほしい」という両者の思いから始まった。栄養士を養成する同学の食・栄養分野の知見と、同園が育てる区ブルーベリーを掛け合わせることで、地域資源を生かした産学連携商品が生まれた。
今回開発したジャムは、食物栄養専攻の学生と教員が、その専門知識を元に試食評価を繰り返し行い、甘さや果実量のバランスを調整しながらレシピを考案。商品の特徴は、「鮮度へのこだわりとゴロゴロ感」だという。完熟したブルーベリーの実を収穫直後に急速冷凍し、鮮度と糖度をできる限り保った状態で商品化した。果実の粒をあえて残す製法を採用し、保存料は使っていない。価格は140グラム800円。
同園園主の矢野高之さんは「新鮮で完熟したブルーベリー本来の素材感を残したジャムが完成したと思う。当園で販売するので、ぜひ賞味いただけたらうれしい」と話す。
農園は6月6日に営業開始。営業時間は、9時~13時、15時~18時。火曜・木曜定休。