食べる 買う

南小岩にレストラン「ハンナ」 板橋での間借り経て常設店、農家直送素材使う

イギリスの伝統菓子「グラニースミスイートインメス」(1,800円/900円(ハーフ))生クリーム、メレンゲ、フルーツを使ったイギリスの伝統菓子。店主の外山さんは、各地の農家から直送される、国産素材を大切に扱って各メニューを作り上げる。

イギリスの伝統菓子「グラニースミスイートインメス」(1,800円/900円(ハーフ))生クリーム、メレンゲ、フルーツを使ったイギリスの伝統菓子。店主の外山さんは、各地の農家から直送される、国産素材を大切に扱って各メニューを作り上げる。

  • 0

  •  

 パティシエ歴20年以上、フレンチやイタリアンでの修業経験も持つ店主が手がけるレストラン「手づくりの店HANNAH(ハンナ)」(江戸川区南小岩8)が昭和通り商店街出口からすぐ、千葉街道沿いの立地にオープンして、1月16日で1カ月がたった。

大山鶏レバーパテと天然酵母パン

[広告]

 店主は、板橋区を中心に約5年、間借りや出張などで「HANNAH」の屋号で活動してきた外山(とやま)さん。メニューは料理、菓子、ジェラート、パフェとドリンクで、グルテンフリー、動物性不使用メニューも用意する。外山さんは「板橋と小岩は、大きな商店街があったり、古くから営業している個人店が続いていたり、街がにぎわっていた形跡が残ったりするところが似ていると感じた。都心の家賃は高く、家賃よりも素材や仕入れに注力したい。そうした面からも、小岩という土地が気に入って店を開くことにした」と経緯を話す。

 立体的なパフェは、外山さんが板橋で間借りしていた際に、書籍「パフェが一番エラい」にインスパイアされて生まれたメニューだという。「著者の斧屋さんが、板橋に実際にパフェを食べに来てくださったときは本当にびっくりした」と話す。

 「16歳から、飲食、特にパティシエの仕事をすると決めていた」という外山さん。5人きょうだいの末っ子として育ち、両親は泥付きの野菜や自然食を子どもたちに食べさせてくれたという。「食べ物そのものに早くから興味があって、家のご飯はおいしいと感じて育った。パティシエになりたいと感じたのは中学2年生の頃。料理そのものを学びたくて、フレンチの業界で修業した」と振り返る。

 店内は2人がけテーブル3卓の6席で、壁の内装やパーティションの障子張り、トイレの内装、装花も外山さんが手がけた。店内のインテリアや食器、小さなパーツは全て国産で、「日本を好きな気持ち、日本の良さを料理を通して伝えたいという気持ちがある。国内の農家から仕入れた野菜を使い、自分ができることで日本の魅力を伝えていきたい」と思いを込める。

 「会話というより、料理そのものを集中して楽しんでいただけたらという思いで店内をデザインした。パフェ目当ての方もいて、黙々と食べて帰る。板橋で営業していた時にファンになってくれたお客さまや、そこで出会った方々も遠方から足を運んでくれている。これからじんわりと小岩になじんでいけたら」と話す。

 メニューは、「有機栗と燻製きのこのポタージュ」(800円)、「茄子とアオサのクリームソースタルティーヌ」(1,500円)、「大山鶏レバーパテと天然酵母パン」(1,200円)など。デザートは、「アップルクランブル(アップルブランデージェラート添え)」(1,800円)、焼き菓子プレート(920円)などをそろえる。

 営業は木曜~日曜。要予約営業日=木曜(17時~21時)・日曜(12時~21時)、予約なし営業日=金曜・土曜(12時~21時)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース