さまざまな障害や生きづらさを抱えた人が自らの希望に沿った生活を身近な地域で送ることができるようにと設立された「江戸川さんしょうがいフォーラム」の15周年を祝う記念式典が7月4日、タワーホール船堀(江戸川区船堀4)で開かれた。143人の参加があった。
同団体は、身体・知的・精神の「三障害」があっても自分らしく豊かに暮らし続けられる地域創造を目指すことを目的に、当事者や家族、支援者、区民が横のつながりを深めるために設立。江戸川区と協働して制作した「江戸川区内事業所ガイドブック」の発刊や、パラボールフェスティバルへの参加など、多岐にわたる活動を行ってきた。同ガイドブックは、「障害があるかな」と思ったときに区内で相談・利用できるサービスを一覧で掲載している。
式典では来賓によるあいさつのほか、これまでの15年間を映像で振り返ったり、ピアノ演奏や区内障害者施設の利用者がアトラクションを披露したりして、来場者を楽しませた。
記念事業の一環で制作したアートブックの発刊式も行い、区内の障害者施設に通う利用者たちが制作した作品をまとめた一冊を披露した。
事務局長の杉啓以子さんは「今回発刊したアートブックは、自分が描いた作品を売って自分の力で税金を払いたいという作家の強い希望が形となったもの。ぜひ手に取って作家の活動や作品を知ってほしい」と話す。