江戸川区浴場組合が今年も「母の日」に合わせて5月10日、母子の入浴を無料にするイベント湯を実施する。6月21日には「父の日」に合わせて父子の入浴が無料になる日も設ける。
同組合は、毎年2回に分けて「イベント湯カレンダー」を掲載。組合加盟の区内の銭湯では、月に一度、共通の薬湯やイベント企画を実施している。5月5日には、端午の節句に合わせて生のショウブの葉を浮かべる「しょうぶ湯」も行い、子どもを連れて、近隣の銭湯に通う人々の姿も多く見られた。「母の日」には、母と子の入浴だけではなく、祖母、母、子の3世代でも入浴を無料にする。
江戸川区は都内で2番目に銭湯の数が多い地域。各浴場ではお年寄り、学生同士、親子などで入浴を楽しむ様子も多く見られる。銭湯を利用する小学生からは「銭湯の中で会った人と他愛もない話やあいさつをしたことが楽しかった。おけや椅子をきちんと片づけることや、譲り合って風呂に入るなどのマナーも覚えられる」という声も聞かれる。
区内の浴場を回っているという親子は「普段から気分転換に小学生の子どもを連れて入浴を楽しんでいる。銭湯へ行くと普段は経験できない公衆入浴マナーを覚えられるのがいいと感じる。区内には魅力的な銭湯が多くてうれしい。イベント薬湯も楽しみにしている」と話す。
鶴の湯(江戸川区北小岩7)店主の中山光雄さんは「区民の皆さまに毎年喜んでいただけているイベント湯カレンダー。母の日や父の日の入浴も含め、多くの方に楽しんでいただけたら」と利用を呼びかける。