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東小岩の蔵で展示「TULAYUS」 水彩や陶画から森羅万象の問いかけ

The East End Galleryで開かれている個展「TULAYUS」。作家の芙雨(ふう)さん。

The East End Galleryで開かれている個展「TULAYUS」。作家の芙雨(ふう)さん。

 江戸川区在住の作家・芙雨(ふう)さんによる水彩画や陶画、陶小物の展示「TULAYUS(トュラユス)」が4月27日、「The East End Gallery」(江戸川区東小岩5)で始まった。「TULAYUS」は芙雨さんによる造語で、サンスクリット語のTULA(バランス)とAYUS(生命)という言葉を組み合わせたもの。

芙雨さんによる陶器の作品

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 芙雨さんは「私たちは星々や草花、そして動物たちからたくさんの影響を受けて命のバランスを取っていることを絶対に忘れてはならない」をテーマに、建築廃材を再利用した木版や、土から成型して焼き上げた陶器に色彩豊かな世界を描く。作品には初めて飼育したペットのラブラドール・レトリバーや、保護して育てた猫など、さまざまな生き物が登場する。数年前から、趣味で勉強を始めたという西洋占星術を取り入れたモチーフや、太陽と月など森羅万象の描写もある。

 「私たちが今生きているのは、植物や動物など自然界のあらゆる循環があるからこそ。現代、不安定な情勢下で、今一度『生かされている』という大切なことを自覚したい。自分ができる小さなことからしていきたいと、作品に思いを込めた。どうすれば人々が皆幸せに生きることができるのか。そうしたことを投げかけていきたいし、皆で助け合う社会になっていけば」と芙雨さんは話す。

 「何をしていても、色彩というものが常に頭の中にある。作品は下描きなく仕上げていくことが多い。作中には生き物のほか草花も多く登場するが、それぞれ『癒やし』や『勇気づける』などの意味を持ったものを選んで描いている。虫や草花がないと動物は生きてはいけない。自然がもたらしてくれる命のバランスを、作品を通して伝えられたら」とも。

 期間中、57点の作品を展示し、販売も行う。営業時間は13時~21時(金曜・土曜は22時まで)。木曜定休。5月24日まで。

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