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江戸川のこども食堂にラグビー「スピアーズ」の選手 一緒にカレー作りも

365日体験型こども食堂「NUKUNUKU」を訪れたクボタスピアーズ船橋・東京ベイの岡田一平選手、山本剣士選手

365日体験型こども食堂「NUKUNUKU」を訪れたクボタスピアーズ船橋・東京ベイの岡田一平選手、山本剣士選手

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 NPO法人「らいおんはーと」が運営するこども食堂「NUKUNUKU(ぬくぬく)」(江戸川区鹿骨2)で6月29日、ジャパンラグビーリーグワン所属のクボタスピアーズ船橋・東京ベイの選手を迎え、「スピアーズ1日子ども食堂」が開かれた。子ども・保護者ら40人が参加し、選手たちはエプロン姿で調理、絵本の読み聞かせ、食事、ラグビー体験を行った。

選手たちはエプロン姿で調理

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 同チーム所属の岡田一平選手、山本剣士選手と子どもたちが食堂に集合し、自己紹介を行った。子どもたちは調理班と未就学児向けの遊び班に分かれて活動。選手たちはエプロン姿でビーフカレー作りに取り組み、協賛企業から提供された食材を使って作った、野菜やレタス、フルーツトマトを添えたサラダも食卓に並んだ。

 カレーを煮込む間に、2人は、選手になった経緯や夢を追いかけることについて語る「夢プレゼン」を行った。

 午後には、近隣の広場へ移動し、ラグビー体験を行った。ラグビーボールに初めて触れる参加者が多い中、2人はボールの持ち方や投げ方を指導。タグラグビーでは、子どもたちの歓声が広場に響いた。山本さんが小さな子どもたちと芝生の上で「だるまさんがころんだ」を楽しむ姿も。

 体験終了後、協賛企業提供のフルーツとアイスを添えた「フルーツパンチ」と「プリンアラモード」を参加者に振る舞った。イベントの終わりには、2人が同チームのグッズとユニホームを贈り、子どもたちはユニホームにサインを求めた。

 同NPOの及川信之理事長は「日常では得がたい出会いと体験を通して得られる感動や学びは計り知れない。今後とも子どもたちの体験活動に一層力を入れていきたい」と話す。
 参加者からは「選手が絵本を読んでくれて、いっぱい遊んでくれて楽しかった」「料理が上手で、カレーもおいしかった」「プロの選手と知り合えたので、試合へ応援に行きたいと思った」などの声が聞かれた。

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