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一之江抹香亭で「あじさい展」 30種超のアジサイを展示

江戸時代から抹香づくりをしていた一之江抹香亭

江戸時代から抹香づくりをしていた一之江抹香亭

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一之江抹香亭(江戸川区一之江5)で現在「あじさい展」が開催されている。

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江戸時代に抹香を作り、「抹香屋」の屋号でこの地で親しまれてきた旧家・田澤家跡地に開園した一之江抹香亭。あじさい展では、古くから愛されてきたヤマアジサイをはじめ、これから見頃を迎えるガクアジサイなど、同園で管理する約50の品種の中から、今年開花した30種以上を展示。ヤマアジサイの中でも、日が当たると白色から赤く変化する「紅額(ベニガク)」「紅(クレナイ)」など、咲く場所の日当たりにより色の違いが出る品種もある。日を追うごとに色が変化していく品種もあり、開催期間中にでも数日おいて来園すると違う様子を鑑賞することができるという。

6月29日と7月15日には、アジサイ研究家の川原田邦彦さんを講師に迎え「江戸園芸講座」を開催。家庭での育て方や品種の解説などを伝える。開催時間は10時30分~12時。

同園の管理運営担当者は「ボランティアの皆さんにご協力いただき、冬のうちに鉢の植え替えを一緒に行った。あじさい展のほかにも、毎週土曜15時から、ボランティアや地域の皆さんと一緒に季節に合わせたさまざまな催しを行っている。ぜひ多くの方に参加していただけたら」と話す。

開園時間は9時~17時。入園無料。今月16日まで。

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