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江戸川で「環境フェア」 未来の地球について考えるきっかけに

江戸川区環境部気候変動地域連携課の柿澤佳昭課長とスイソマン

江戸川区環境部気候変動地域連携課の柿澤佳昭課長とスイソマン

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 「みらいの地球へ~踏み出そうはじめのいっぽ~」をサブテーマにした「環境フェア2024」が6月2日、江戸川区総合文化センター(江戸川区中央4)で開催された。開催は今年で36回目で、昨年に続き3万人以上が訪れた。

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 主催は江戸川区、環境をよくする地区協議会、認定NPO法人「えどがわエコセンター」。気候変動への対策・取り組みを各ブースで紹介した。小学生向けセミナーとして日本航空のパイロットによる、飛行機を通じて環境問題を考えるプログラム「JALそらエコ教室」、LIXILによる実験キットを使って学ぶ「健康と環境によい住まい方教室」も開かれた。「移動動物園」のブースでは、マーラやウサギ、シバヤギと触れ合うコーナーも設け、子どもたちが楽しむ様子も見られた。

 施設内芝生広場の付近には、キッチンカーも複数出店。どの店舗にも行列ができ、親子連れなどでにぎわった。各店が使った包材やカトラリーも、紙製品や木製品など環境について配慮されたものだった。

 同区環境部気候変動地域連携課の柿澤佳昭課長は「サブテーマに開催の思いを込めている。今を生きる子どもたちが大人になった未来に、現在と同様の環境が保たれているかどうかを考えることは大切なこと。日常生活の中ではそういった意識は見逃されていってしまいがちだが、年に一度開くこのフェアをきっかけに、環境について考えてもらえたら。水と緑が豊かな江戸川区を再生しようと、地域と行政が協力して長年取り組んできた活動の一つ」と話す。

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