江戸川区東部フレンドホール(江戸川区瑞江2)で9月28日に行われた「えどがわ子どもチャリティ・大日本プロレス江戸川ライジング9」に200人以上の観客が訪れた。同イベントは2016(平成28)年から毎年開催し、今年はコロナ禍以来5年ぶりの動員数となった。
篠崎や瑞江の商店街、江戸川区浴場組合などが景品協力し、福袋興行も実施。選手とのチャリティー撮影会も開き、試合以外でも来場者に楽しんでもらう企画を設けた。今年もチケット売り上げの一部を、同区が取り組む中高生を海外に派遣する「青少年の翼」事業のために寄付する。
小学生以下の子どもは保護者同伴を条件に500円で観覧することができたため、当日は客席に親子連れの姿が多数見られた。男性レスラーに加え女性レスラーもリングに上がり、メインイベントの試合のほか、セミファイナル・6人タッグマッチや女子プロレスのスペシャルタッグマッチなどで会場を沸かせた。
主催したリトルロックスプロモーションの吉田純人さんは「5年ぶりに200人を超える方に来ていただけて、とてもうれしかった。会場には親子連れの姿もあり、最初は連れてこられた様子があった子どもたちも、興行終盤にはキラキラと目を輝かせていた」と振り返る。「子どもたちは勇気を出して選手と話していた。大人もデスマッチを見る機会は少ないと思うので、ほかの会場にはない反応が新鮮だった」とも。