
しのざき文化プラザ(江戸川区篠崎町7)で10月から、「西洋美術史サロン」が開かれる。
モネやドガなどの印象派画家作品をテーマに全4回の開催を予定。講師は江戸川区在住、イギリス・ノッティンガム大学・大学院で美術史を専攻し、ベネツィア・ルネサンス美術を研究する長谷川浩一さん。
1回目は10月18日、ドガの「ベリッレ家」をテーマに取り上げる。2回目は11月16日、マネの「エミール・ゾラ」をテーマに開催。以降、モネ、ルノワールを題材に印象派の多彩な魅力を掘り下げて紹介する。
同イベントは、これまで同施設で催してきた美術史講座「西洋美術史への扉」のシリーズ化を希望する声に応える形で企画。
長谷川さんはヨーロッパ各地を巡り、その街の文化や歴史に触れながら美術史の知識を深めてきた。現在は美術史講座やサロンを中心に、美術史的視点から芸術の魅力を広める普及活動を行っている。サロン開催に向けて「芸術の秋を楽しむのにぴったりの講座。この秋、上野・国立西洋美術館で開かれる『オルセー美術館所蔵 印象派-室内をめぐる物語』に展示される印象派の巨匠の絵画をテーマに、より深く面白く鑑賞できる内容を用意した。気軽にお越しいただければ」と参加を呼びかける。
開催時間は、10月18日= 10時15分~11時30分、11月16日=14時~15時15分。参加費は800円(当日現金払い)。定員は各回 20~35人。要事前申し込み。