島村楽器（江戸川区平井6）が9月17日、九州乳業（大分県大分市）の「みどり牛乳」とコラボレーションしたギターストラップなどを発売した。

九州地方で長年親しまれてきた「みどり牛乳」のパッケージをデザインに取り入れた

　1969（昭和44）年設立の島村楽器店は、ピアノやエレクトーンの楽器販売・教室事業を展開する国内最大の総合楽器店。同社は全国に拠点を持つ特性を生かし、各地域に根ざした企業と協同してさまざまなコラボ商品を開発してきた。

　同社は「その土地で長く愛されている商品とのコラボを通じて、地域をもっと元気にしたい、音楽や楽器に親しんでいただくきっかけを作りたい。音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を一人でも多く創るという企業理念の下、商品企画に取り組んでいる」と話す。

　「みどり牛乳」は、九州地方では学校給食をはじめ食卓でも親しまれている。今回の企画は「みどり牛乳」を飲んで育った大分県出身の店舗スタッフを中心に発案されたもの。地域に根ざし人々の暮らしに寄り添ってきた「みどり牛乳」と同じように、音楽をより身近に感じていただける、手に取るだけで笑顔になれるようなアイテムを取りそろえたという。

　商品は「ギターストラップ」（4,950円）、「ギターストラップラバー」（880円）、「ギターピック」（220円）の3種類。九州地方で長年親しまれてきた「みどり牛乳」のパッケージをデザインに取り入れた。

　同社は発売に先立ち、九州乳業本社を訪れ、工場見学や打ち合わせも行った。「地域に根ざした企業とのコラボ商品を通じて音楽の楽しさを一人でも多くの人に届けたい」という。

　販売は島村楽器オンラインストアのほか、パークプレイス大分店、アミュプラザ博多店を皮切りに、福岡県内の各店へ順次拡大予定。