総合レクリエーション公園(江戸川区南葛西4)内のフラワーガーデンで11月10日、「えどがわ楽市2024」が開催された。
「セーラー戦士」に扮した「JAZZDANCE☆TWINKLE」のメンバー
「地元・江戸川区を盛り上げたい」という思いを持つ有志が集まり実行委員会を立ち上げ、2017(平成29)年に始まった同イベント。6回目となる今年はテーマに「ストリート」を掲げ、「ストリートエリア」を新設。マルシェ、ライブ、ダンス、グルメやワークショップなど50のブースが出店し、延べ1万5000人以上が訪れた。
ストリートエリアでは、同区内で活動する「EDGWCYPHER」を中心に、子ども・大人のブレイカーらがパリ五輪の新種目としても注目されたブレイキンを披露。昨年とは違ったパフォーマンスに来場者の注目を集めた。
噴水近くのステージでは多くのキッズダンスチームがダンスを披露。飲食エリアには、同区内の菓子店やパン店などのブースのほか、区内を中心に移動販売を行うキッチンカーが並び、にぎわいを見せた。芝生エリア中央には櫓(やぐら)が特設し、付近ではライブを行った。櫓を囲むようにキッチンカーやワークショップブースが並び、持参したレジャーシートに座り、ゆったりと楽しむ来場者の様子も。ハンドメード雑貨の販売や輪投げコーナー、ハンドクリームやアクセサリーを自作できるワークショップもあり、多くの親子連れが体験を楽しんだ。
キッズダンスチーム「JAZZDANCE☆TWINKLE」のステージに出演した姉妹の保護者は「所属する子どもたちは、少ない練習時間で『ムーンライト伝説』を仕上げた。それぞれが『セーラー戦士』に扮(ふん)して堂々とダンスを披露していて感動した。子育て世代の父母は懐かしみながら盛り上がっていた。盛り上がるステージが見られてうれしい」と振り返る。
まいぷれ江戸川区編集部の菅原さんは「子ども向けゲームコーナーの出店のほか、運営サポートで協力した。朝から来場者が絶えず、さすが人気のイベントだと感じる。地域の皆さんと交流ができてうれしい」と振り返る。