春のセンバツにも出場した関東第一高校(江戸川区松島2)が7月29日に行われた東東京大会決勝で帝京に勝利し、春夏連続で甲子園出場を果たした。夏の出場は5年ぶり9回目。
同校野球部は千葉県白井市のグラウンドで練習し、甲子園に備える。米沢貴光監督は「選手たちのコンディションは良い。坂井選手、畠中選手の投手力や総合的な守備力を強みに、まずは一勝つかむことを目標にして臨みたい」と勝利への意気込みを語った。
主将の高橋徹平選手は「春のセンバツの悔しさはある。忘れ物を取りに行く気持ちで夏の甲子園に臨むつもり。主将を任され、チームをまとめてきた責任感もある。まずは自分が本塁打を打ちたい」と意気込んだ。
背番号1で右投手の坂井遼選手は「東東京大会の決勝で勝利を収めた時は、今まで目指してきた甲子園への気持ちがあふれ涙がこみ上げた。左投手の畠中選手がいなければ、ここまで来られなかった。自分は抑えの投手なので、最後までマウンドを守り切りたい」と意気込む。
組み合わせ抽選会は8月4日に行われる。第106回全国高校野球選手権大会は8月7日から17日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれる。