7回目となる「小岩阿波踊り」が7月6日、小岩駅北口周辺で開かれた。
夕方は雷雨に見舞われたが、演舞スタート時には雨も上がり、予定通りの開催となった。オープニングセレモニーでは、近隣中学生らがソーラン節を披露したほか、高円寺「吹鼓連」が阿波踊り教室を開いた。
当日は3000人以上が来場。参加連は15団体で、今年も高円寺、三軒茶屋、そのほか都内各地からの連も参加し、雨上がりの駅前は熱気に包まれた。
小岩には「江戸無常」という連も存在する。江戸無常はニューオークラグループが1回目の開催に向けて立ち上げ、高円寺の吹鼓連から指導を受けた。以降、高円寺を含む各地から多くの連が参加している。
共催した小岩北口町会・小岩本気青年会副会長の植草和也さんは「小岩駅周辺では多くのイベントが開催されるが、その中でも阿波踊りを楽しみにしている声を多く聞く。高円寺の阿波踊りが有名だが、いつか東京の阿波踊りは西の高円寺、東の小岩と言ってもらえるよう、今後ともまい進していきたい。来年も楽しみにしてもらえれば」と話す。