「第46回江戸川区民まつり」が10月8日、都立篠崎公園でコロナ禍を経て5年ぶりに開催され、来場者数は55万人にのぼった。
今年は「ひろがる つながる 笑顔の輪」を合言葉に400のボランティア団体が集い、個性的なステージやアトラクションのほか、模擬店も出店。園児・児童ら1500人が参加する区内最大のパレードも行われた。キャラクターショーでは「王様戦隊キングオージャー」が登場し、会場を湧かせた。今年始まったカレーフェスティバルやティラノサウルスレースにも注目が集まり、盛り上がりを見せた。
江戸川区と友好都市である長野県安曇野市、山形県鶴岡市、新潟県南魚沼市など同区と交流のある自治体も参加し、物産店を出店したり、郷土芸能を披露したりした。「小岩母の会」会長さんは「雨も何とか持ちこたえて、5年ぶりに開催されて良かった。午前中は特に暑かったからか、私たちが売っていたリンゴジュースやお茶、飲み物が早々に完売した」と話す。
東京23FCのイベントブースを運営する高瀬さんは「普段あまり公園でボールを蹴って遊ぶ機会の少ない子どもたちが、今日のイベントで、ボールを蹴るごとに力が増して生き生きしていく。これからもサッカーを通して、子どもたちの力になれるよう貢献していきたい」と話す。
同イベントの復活を心待ちにして来場したという篠崎在住の家族は「こんなに広い会場で、こんなにも多くの人が集まるイベントに参加したのは久しぶり。子どもたちが思いきり楽しめるイベントやステージがたくさんあるので、楽しい」と話していた。