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葛西臨海水族園が繁殖支援で成果 札幌でフェアリーペンギンのひながふ化

「フェアリーペンギン」の雛(生後0日目)写真提供=青々

「フェアリーペンギン」の雛(生後0日目)写真提供=青々

 葛西臨海公園内にある葛西臨海水族園(江戸川区臨海町6)が「ブリーディングローン(繁殖目的の貸与)」で提供したフェアリーペンギンのひなが3月9日、札幌の水族館「AOAO SAPPORO」(札幌市中央区)で誕生した。同館を運営する「青々」が3月24日に発表した。

今回誕生した雛の母親「アクア」

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 今回誕生したフェアリーペンギンのひなは、葛西臨海水族園から「ブリーディングローン」で提供された雄の「ソラ」と雌の「アクア」のペアの間に生まれたひなで、2月2日に産卵を確認。同館で2年ぶり、2例目としてふ化した。

 誕生したひなは35日間の抱卵期間を経てふ化。出生時の体重は29グラムで、現在は親とともに巣箱内で成長している。今後は成長に合わせて展示スペースに姿を見せる予定という。

 フェアリーペンギンは、オーストラリア南部やニュージーランドに生息する世界最小のペンギンで、体長30~40センチ、体重約1キロ。青みがかった体色が特徴。

 葛西臨海水族園では1991(平成3)年にフェアリーペンギンの飼育を開始。同種の飼育や繁殖に関する知見を生かし、飼育環境や方法について同館をサポートしてきた。今回の繁殖成功は、同園の技術協力の成果の一つなった。今回の誕生により「AOAO SAPPORO」で生活するフェアリーペンギンは1羽増えて7羽となった。

 国内最大級のペンギン展示場やクロマグロの群泳で知られる同園は、他園館との連携を通じた繁殖支援や種の保存にも取り組んでおり、今回の事例もその一環。同園は今後も「生物多様性の保全と普及啓発に向けた活動を進める」としている。

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