江戸川区内に拠点を置く「日本カレーパン協会」(江戸川区西葛西6)が3月13日、「カレーパングランプリ2026」の説明会を開くのと同時にエントリー受け付けを始める。今回の大会では新たに、プロ・アマ問わず参加できる「自由創作部門」を創設する。
2017(平成29)年設立の同協会は、カレーパン文化の普及活動を行う団体。「カレーパンを通じて人々を笑顔にする」活動を掲げ、現在、約6万人の会員「カレーパンタジスタ」が活動している。
カレーパングランプリは、全国のパン店などが参加するイベントとして知られ、カレーパンやカレーパンを作る店の最高金賞・金賞を決める企画。新たに設ける自由創作部門は、これまでにない発想や創造力に焦点を当てる新企画。第1回のテーマは「未来」。パン職人や料理研究家だけでなく、主婦や学生などプロ・アマ問わず応募できるのが特徴。
使える材料は、一般のスーパーで購入可能な食材のみ。仕入れ原価は1個300円以内(税別)とし、身近な材料で新しいカレーパンを生み出す創造力を問う内容とする。審査は投票形式ではなく、審査員による実食審査のみで実施。テーマ性や完成度などを評価する。未発売・未公開作品であることも応募条件となる。
同協会の担当者は「古代メソポタミアを起源とし、ヨーロッパから世界に広がったパン史の中で、日本人ならではの『ものづくり』『おもてなし』精神から生まれたカレーパン、ジャパニーズ・カルチャーの象徴の一つと言っても過言ではない。個性勝負のジャンルであるため、本来はランク付けを行うものではないのかもしれないが、世間の声をダイレクトに反映する投票の結果を通じて、全国民にまだ見ぬカレーパンと出合うきっかけを作ってもらえれば」と話す。
「各店の切磋琢磨(せっさたくま)による技術の熟成やチャレンジを促したい、その結果としてカレーパン文化を盛り上げたいとの思いから、全員参加型のカレーパングランプリを継続開催している。日常で手に入る素材と限られたコストの中で、味や構造、体験価値をどう設計するかが問われる。新しいカレーパン文化の可能性を広げたい」とも。
エントリーは4月3日まで受け付ける。レシピと完成写真を提出後、5月28日に行う実食審査会へ作品を郵送する形式で審査を行う予定。参加費は1万6,500円。授賞式は7月20日を予定する。