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江戸川区文化スポーツプラザで「競技かるた」体験会 関東一高学生とコラボ

迫力あるデモンストレーションを見せた「関東第一高校競技かるた部」の部員たち

迫力あるデモンストレーションを見せた「関東第一高校競技かるた部」の部員たち

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 江戸川区文化スポーツプラザ(江戸川区松島2)で9月15日、初となる「競技かるた体験会」が開かれた。関東第一高校(松島2)競技かるた部とのコラボ企画で、56人28組の参加者が集まった。

部員紹介を行う三原教頭とメンバー

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 同校競技かるた部は部員60人以上が在籍し、全国大会で2度優勝した実績を持ち、ドラマ「ちはやふる めぐり」の撮影にも協力している。7月に行われた「小倉百人一首競技かるた第47回全国高等学校選手権大会」では準優勝の成績を収めた。同イベントでは1・2年生を中心とする部員らと顧問で教頭の三原先生が、部員紹介やデモンストレーション、札飛ばしの練習を行う「札飛ばしチャレンジ」や競技かるたミニ試合を行った。

 競技かるたとは、「小倉百人一首」のかるた札を使って老若男女が楽しむスポーツ。読み札100枚の中から50枚の取り札を無作為に選び、それぞれ25枚ずつを自分の前に並べる。読み手が上の句を読み、競技者は下の句を相手よりも早く取り、自分の陣地にある札を先に全てなくした選手が勝ちとなる。札は払い、飛ばし、取りに行くのがルール。

 デモンストレーションでは生徒らが迫力のある競技を見せ、参加者らは拍手を送るなど熱中する様子が見られた。ミニ試合前半は、入場時に配布した札で対戦相手のペアを組み、参加者同士が競技かるたを楽しんだ。後半は同部学生ら1人と参加者3~4人が1グループとなり、畳の上で熱戦を繰り広げた。

 同区文化共育部文化課文化スポーツプラザ運営係の中山さんは「この体育館で地域活性化できるようなベントは何かと考えたとき、『関東一高競技かるた部』とのコラボが思い浮かんだ。全国でも優秀な成績を残す同校かるた部が近所にある。体育館を使って、子ども同士の交流が生まれたり、文化に触れ合ったりする経験ができれば。同校とのコラボは初めてだが、今後も継続して開いていきたい」と話す。

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