
子ども絵画教室「レインボーアート」(江戸川区中葛西3)で8月3日、粘土アート体験教室「海の世界をたんけん!」が4歳以上の子どもを対象に2部制で開かれた。
カラフルな紙粘土を使って「海の世界」を作り上げる同イベント。1回目は6人が参加した。初めに講師が海の世界や生き物の姿や形などをレクチャーし、子どもたちは90分の中で画用紙の上におのおのの海の世界を作り上げた。
5月にオープンした同教室には、国内外の美術大学出身の講師が在籍。海外のアート教室の要素を取り入れた「クリエーティブアート」を採用しており、約50人の生徒が通っている。週1回の定期レッスンコースを開講するほか、年齢や技量別のクラスや英語・中国語を使ったインターナショナルコースなど、さまざまなコースをそろえる。
クリエーティブアートは、紙粘土、毛糸、モール、絵の具などさまざまな画材を使って制作していくもので、設定されたテーマに基づき自由に制作するのが特徴。同教室では、制作後に作品に対するプレゼンテーションの時間を設ける。
同教室代表の黒神さんは「作品制作の意図、考え方、構成などを自分の言葉で説明する力は、小学校受験にも生かせる。受験のために受講する児童もいる」と話す。「以前、私が海外に住んでいたころ、子どもたちが盛んにアート教室に通う環境を見てきた。帰国後、日本国内にアート教室が少ないことを知り、開講した」と振り返る。
「子どもの成長とともに、描く絵のタッチも変わってくる。アートを通して子どもだからできる豊かな想像力、集中力、プレゼン力などを伸ばしたい。教室では2歳から12歳までレッスンが可能で、体験会も開いているので気軽に相談してほしい」と呼びかける。