江戸川区や葛飾区でリサイクルや手作り品のフリーマーケットを運営し続けて今年で15周年の節目を迎えるリサイクル団体「ASOBO(アソボ)会」が12月17日、今年最後のフリマを新田6号公園(江戸川区西葛西)で開催する。
西葛西エリアの公園で地域活動として2008(平成20)年6月にフリーマーケット開催で始まった同会。100~150店ほどが出店し、公園の空きスケジュールに合わせ毎月開催。天候や気候にも左右されるが1000~2000人が来場するという。
「最初はレンタルボックスの運営で始まり、次に地域貢献事業の一環としてフリーマーケットを開くようになった」と現代表の佐藤博之さん。団地の商店街から春と秋に行われるイベントでのフリマブース運営を頼まれたことから始まった。
徐々に商店街イベントの間にもフリマを開催するようになり、ご当地キャラクターや路上パフォーマーとコラボした「コジマルシェ」も企画。パフォーマーの紹介で葛飾区との付き合いも始まり、亀有で「パフォーマンスフェスティバル」運営や、2月に開催する「亀有ウインターフェスティバル」の開催も手がけるようになった。
立上げから関っていたが運営の補佐的な役割だった佐藤さん、前代表が退任し後、バトンを引き継ぎ、ホームページ更新や広報、イベント打ち合わせ、現場立ち合いなどをマルチにこなす。「長いことフリマの主催者として関わってきたので、区内の市民団体の方々とのつながりが増えた。僕のかけがえのない財産」と笑顔を見せる。
1区画は2メートル×2メートル。出店料は、車ごと出店=2,000円(当日出店は2,200円)、手持ち出店(前日までに申し込みの場合)=800円(同1,000円)。子どもと隣接して親子で出店するプランもあり、その場合、子ども出店料=600円。