見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

新川さくら館で「春まつり」 沿川の千本桜に花見和船が運航

一般区民を対象に和船乗船体験、和船文化の継承などの活動を行う「和船の会」は、新川で定期的に和船を運航している。写真は同会代表の豊澤功盛さん。

一般区民を対象に和船乗船体験、和船文化の継承などの活動を行う「和船の会」は、新川で定期的に和船を運航している。写真は同会代表の豊澤功盛さん。

 江戸時代に現在の千葉県市川市から塩を運ぶ「塩の道」として栄えた新川の歴史を伝えるとともに交流拠点にもなっている「新川さくら館」(江戸川区船堀7)で3月から4月にかけて、「新川さくら館春まつり」が開かれる。

「和船の会」のメンバー吉澤さん

[広告]

 2007(平成19)年4月にスタートした江戸川区の「新川千本桜計画」で整備された新川と遊歩道には「新川千本桜」と呼ばれる桜並木があり、21種類、718本のサクラが植えられている。2014(平成26年)には、全長3キロにわたる耐震護岸・遊歩道整備が完了し、散策コースや撮影スポットとして親しまれている。

 3月14日から、新川を歩いて写真を撮り、スタンプを集めた人に景品を進呈する「新川フォトスタンプラリー」を行うほか、同21日から、広場内のサクラを照らす夜桜ライトアップも予定する。いずれも4月19日まで。

 新川では「和船の会」のメンバーが、和船の運行や和船こぎの体験を定期的に開いており、春まつりに合わせた「お花見和船」の運行も3月25日~4月12日の水曜・土曜・日曜に予定。同会代表で和船運行も行う豊澤功盛さんは「新川の桜は、近隣の人々や自治体が協力して実現した千本桜並木。春は水面近くまで咲く桜を見ながら和船に乗る人たちでにぎわう。金曜・日曜は和船こぎ体験も行っていて、シニアの方の参加も多く、新たなコミュニケーションの場が生まれている」と話す。「固定の曜日で運行しているが、相談いただければ柔軟に運航していきたい。多くの人々に和船の良さを知ってほしい」と話す。

 2年前の体験をきっかけに和船に魅せられ、会員の一人として和船をこぐ吉澤さんは「ここの景色が好きで、撮影しようと訪れたところ体験に声をかけてもらった。いざやってみたら、ここにいる人々の楽しそうな雰囲気や会話に引かれ、自分も仲間の一人になりたいと感じた。体験後には入会し、1年かけて和船こぎの研修を受けた後、認定をもらった。昨年2月から、観光客を乗せて和船こぎをしている」と話す。

 6年前から和船をこいでいるという92歳の男性は「この近くで生まれ育ち、ずっと新川を見てきた。郷土資料室(松島1)に展示されている、ノリ養殖作業の『べか舟』も、かつてこの新川を運航していた。懐かしい和船こぎを始めてから、腰が痛くならない。体への負担が少なく、いい運動になるので、老若男女問わず勧めたい」と話す。

 併せて、「春のORIGAMI展」(3月21日~4月12日)や「お花見茶席」(3月25日~4月12日の水曜・土曜・日曜)も行う。

 料金は、お花見和船=1,000円、お花見茶席=500円。要事前申し込み。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース