東京メトロ東西線西葛西駅北口から徒歩3分の場所に1月2日、カフェとオフィス機能を両立したコワーキングスペース「いいオフィス西葛西 by filament」(江戸川区西葛西3)がオープンした。全40席。
運営は、全国47都道府県に約900拠点のワークスペースを展開する「いいオフィス」で、カフェfilamentを手がける「vivid update」と提携して開設した。店名の「filament」は、電球のフィラメントのように「ここに来れば、なぜか新しいアイデアに明かりがともる場所」をコンセプトに掲げる。もともと閉店予定だったワークスペースを、「この空間をなくすのはもったいない」という思いから引き継ぎ、再生したという。
同施設では、「均質で無機質なオフィスではなく、感性に訴える空間づくり」を重視。内装には、アメリカ東海岸の倉庫をリノベーションしたような「東海岸インダストリアル」デザインを採用した。「エイジング加工を施した木材や鉄の質感が、重厚感とあえて残した未完成の余白を演出し、没頭しながら創造性を刺激する空間に仕上げた」という。
約100平方メートルのフロアには、大型デスクやカウンター、ダイニングテーブルのほか、ソファ席も配置。オープンスペースとして、「気分や用途に応じて座席を選べる」レイアウトにした。テラス席も備え、自宅や職場とは異なる「第三の仕事場」としての利用を想定する。
設備面では「セルフカフェ」を採用。ネスプレッソマシンを導入し、コーヒーやソフトドリンクを飲み放題で提供する。全席に電源と高速Wi-Fiを完備し、モニターの無料貸し出しも行う。プリンターやロッカー、駐輪場も備える。
今後は、インダストリアルな空間を生かしたイベント開催や、地域の人が交流できるコミュニティー拠点としての役割も強化していくという。同社担当者は「全国ネットワークの利便性を生かしながらも、中身はあくまで西葛西のローカルコミュニティーであり続けたい」と話す。
営業時間は5時~21時。利用料はドロップイン600円(1時間)から、個室・会議室の予約は100円(15分)から、延長料金100円(15分)。