江戸川経済新聞の2025年年間PV(ページビュー)ランキングは、船堀駅前に江戸川区新庁舎となる庁舎棟と、商業・業務(公益)・保育所・住宅で構成する民間棟の2棟の建設に向けた検討に着手する旨を伝える記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10本は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 東京都、船堀に再開発組合を認可 江戸川区新庁舎と26階民間棟の複合施設(7/18)
2. 南葛西で「えどがわ楽市」 スポーツをテーマに今年も開催へ(10/27)
3. 篠崎公園で「江戸川区民まつり」 初のホノルルフェスティバルも同時開催(10/6)
4. 西葛西・恐竜公園に穴子料理店「穴子と海鮮丼 樹」 豊洲の元仲卸が開業(4/2)
5. 西葛西駅前で「星くず拾い大会」 ゲーム感覚でごみ拾い、中学生が企画(12/4)
6. 東小岩に牛さがり専門店「さがりステーキちゃお」 牛すじカレーも(6/19)
7. 行船公園で「江戸川区特産金魚まつり」 涼を求めて今年もにぎわい(7/21)
8. 小岩公園西側がリニューアル 「みんなのこうえん」プロジェクトの一環で(3/31)
9. 「えどがわ楽市」に7900人 強風アクシデントでも終日にぎわい(11/12)
10. 西葛西にバインミーの店「マノアマノ」 移動販売から実店舗へ(7/9)
1位の「江戸川区役所新庁舎の移転」は、多くの区民が関心を寄せていることがよく分かる結果となった。2位の「えどがわ楽市」は今年で7回目の開催。9位も同イベントに7900人が訪れたことを伝えるニュースだった。
3位は、区内最大のイベント「江戸川区まつり」に関するニュース。4位は、西葛西・恐竜公園に新規オープンした「穴子と海鮮丼 樹」の記事。長期的に記事が読まれていたことが分かる。
5位は「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が初参加した清掃活動「星くず拾い大会」のリポート記事、6位には小岩エリアに飲食店「さがりステーキちゃお」がオープンしたことを伝える記事。「牛さがり」に特化したメニュー展開に多くの関心が寄せられた。
7位は、江戸川区の特産・金魚の文化を継承する「江戸川区特産金魚まつり」。猛暑でも多くの訪問客でにぎわった様子を伝えた。8位は、リニューアルを迎えた「小岩公園」のニュース、10位も西葛西・恐竜公園に新規オープンしたバインミーの店「マノアマノ」の様子を伝える記事だった。
今年は、区役所の移転先計画が進むという区民にとって大きなニュースがトップを飾った。まつり関係が4件ランクインするなど、江戸川区らしいにぎわいも伝わる。昨年以上に食、文化、福祉、経済、芸術、スポーツ、さまざまなジャンルで活気のある一年だった。2026年も「まちの記録係」として、区内の動きをいち早く伝えていきたい。