新田6号公園(総合レクリエーション公園自由広場)・新田の森(新田5号)公園(江戸川区西葛西8)で12月14日、「えどイン・フェス’25」が開催される。江戸川区での多文化共生と地域力の発信をテーマに掲げ、住民同士の新たなつながりを創出する場として企画した同イベントは今年で3回目。
会場では、江戸川区発祥の小松菜を使った「小松菜タワー」を設けるほか、華やかな衣装に身を包む「インドサリー着付け体験(フォトセッション付き)」など、同区ならではの国際色豊かな企画を展開する。地元の名所や歴史を題材にした「江戸川かるた」や、創意工夫を凝らした伝承遊び「金魚凧(だこ)」など、「地域の魅力を再発見できるプログラム」も用意する。
ビールを通して障害のある人や就労困難者の就労の機会を創出する同区発のプロジェクト「ともにびーる」も出店し、東京芸術大学がデザインや制作に関わり作成したオリジナルカップでビールを提供する。キッチンカーによる「できたて小松菜グルメ祭り」も同時開催。11時と14時からは江戸川区によるオリーブの苗木も配布する。
実行委員会の佐藤博之さんは「当イベントを通して『江戸川区の異文化交流は面白い』『もっと知りたい』という気持ちを引き出すきっかけになれば。人と地域による新しいつながりの輪を広げたい」と意気込む。
開催時間は10時~15時30分。雨天時は2026年1月25日に延期。