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西葛西駅前で「星くず拾い大会」 ゲーム感覚でごみ拾い、中学生が企画

西葛西の中学生が主体となって企画した清掃活動「江戸川区環境をよくする星くず拾い大会」。今年で2回目の開催。

西葛西の中学生が主体となって企画した清掃活動「江戸川区環境をよくする星くず拾い大会」。今年で2回目の開催。

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 西葛西の中学生が主体となって企画した地域住民参加型のごみ拾いイベント「江戸川区環境をよくする星くず拾い大会」が11月30日、東京メトロ東西線・西葛西駅北口広場で開かれた。主催は江戸川区。

今年からラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」も参加

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 同大会は中学生が主体となってルールや名称を考案したもので、今年で2回目。清掃活動と「ゲーム性」を掛け合わせた企画に、多くの小中学生が参加した。

 当日は10時から正午にかけて、西葛西駅北口を起点に周辺地域で清掃活動を実施。参加条件は1チーム3人~5人(小学生または中学生を1人、大人1人を含めること)で、チーム対抗形式で拾ったごみの数を競い合った。

 大会では、拾ったごみの種類や量に応じて、ポイントを付与する仕組みを導入。道路で見かけるたばこの吸い殻は重量(グラム)当たり100ポイントを、可燃ごみは5ポイント、不燃・資源ごみは1ポイントと定義した。駅周辺では、自動販売機の隙間や植え込みの中にあるごみを熱心に探す参加者の姿が見られた。

 今年から参加したラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」のチームカラーであるオレンジ色を使った「星くず拾いビンゴ」も同時開催。ビンゴのマスにはオレンジ色のキャップや空き缶なども項目として掲載し、3ビンゴで獲得ポイントに対し30%のボーナスを加算した。

 当日は、参加した27チームのうち25チームがビンゴを達成した。集まったごみは全体で69キロに及び、内訳は、たばこの吸い殻2キロ、可燃ごみ26キロ、不燃・資源ごみ41キロ。

 クボタスピアーズの前川泰慶GMは「活動の名前やルール決めなど、中学生のアイデアが素晴らしいと感じた。ごみ拾いにポイントが付くことでゲーム性が生まれ、非常に楽しいイベントになったのでは。若い世代の参加率が高いことも喜ばしい」と振り返る。

 「西葛西は『えどりく(江戸川区陸上競技場)』の最寄り駅でもある。今後もこのような地域活動への参加を通じ、参加者にラグビーにも興味を持ってもらえたら」とも期待を寄せる。

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