南小岩で特注木製家具の企画・製造を行う「PYTHAGORA(ピタゴラ)」(江戸川区南小岩4)が11月22日、日本製の新型木製ミキシングデスクの新商品「Mixing desk 40U」を発売する。
オーディオ、バー、DTM(デスクトップミュージック)の3ジャンルに特化
同社は、自社ファクトリーでデジタル加工技術と職人の手業を組み合わせ、木製家具を製作するブランド。オーディオ、バー、DTM(デスクトップミュージック)の3ジャンルに特化しているのが特徴。利用者のスタイルづくりを家具で支えることをミッションにしている。
新商品は新ライン「BLACK series」から登場するもので、オーク材の木目と黒のレザー調天板を組み合わせたデザインが特徴。最大40Uまでラックマウントが可能な扇型のミキシングデスクで、「左右の機材にアクセスしやすい形状で、ラック上部や奥の余白まで天板を備えた広い作業空間を確保している」のが特徴さという。
天板は共振を抑えるため厚さ30ミリを採用し、汚れに強いレザー調メラミン板を使用。エッジにはオークムク材を配し、「高級感のある仕上げ」とした。左右のラックは足元の空間を広げるため斜めにセットバックし、中央ラックの下部にはスチール製の円柱脚を採用した。サイドラック下部には8Uのラックスペースを設け、その上部には高さ調整が可能な収納スペースを配置。背面には配線孔を備え、デスク背面全体からケーブルを通せる構造としたほか、中央上部にはモニターアーム取り付け用の棚板も設けた。
同社の高橋賢次郎社長は「11月1日で創立8周年を迎えた。世の中に少ない家具ジャンルである『オーディオ、バー、DTM』の3つに対して、これからもより一層の愛と、携わる方々への尊敬の念を持って、それぞれのスタイル家具製作に励みたい。9年目は、新たな新商品の開発、フルオーダーサービスの再開を進めていく。『こんな相棒が欲しかった』そう言っていただけるような家具作りができれば」と話す。
価格は789,800円。納期は通常約2.5カ月で、状況により変動する。関東圏のみ配送可。