東京2020大会の競技会場を舞台にした参加体験型リアル謎解きRPG「水の聖地からの脱出 カヌー・スラロームセンター編~流れゆく運命と黄金のメモリア~」が12月6日・7日の2日間、カヌー・スラロームセンター(江戸川区臨海町6)で初開催される。主催は東京都と東京都スポーツ文化事業団。
没入型の同イベントでは、水を使った仕掛けを施すほか、施設の構造を生かして新たなエンターテインメント体験を提供するという。第1弾は東京オリンピック2020の会場となった同施設で開催。舞台設定や登場キャラクターとの会話、施設を使った演出など、物語世界に浸りながら謎解きを楽しむ内容を予定している。
参加者はカヌースラローム競技のルールや水を使った仕掛けをヒントに、制限時間60分以内で脱出を目指す。企画制作はハレガケ(NAZO×NAZO劇団)が担当。同団体は「スポーツの利用にとどまらない都立スポーツ施設の魅力を発信するとともに、新たな楽しみ方を提供したい」としている。第2弾は2026年2月、江東区の「海の森水上競技場」での開催を予定。
各日2公演(全4公演)で、参加無料。中学生以上が対象で、各回定員50人(合計200人)。応募は特設サイトで11月16日23時59分まで受け付ける。