
日本ラグビーのトップリーグ「リーグワン・ディビジョン1」に所属し、昨年リーグ準優勝を飾った「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が10月11日、タワーホール船堀(江戸川区船堀4)で新シーズンのチーム方針報告会を行った。
当日は報道関係者をはじめ、ファンクラブ会員約100人やパートナー企業の関係者も来場。冒頭、ゼネラルマネジャーの前川泰慶さんとフラン・ルディケヘッドコーチが登壇。チームスローガンとして困難に立ち向かう情熱と粘り強さを意味する「GRIT(グリット)」を掲げ、チーム方針や戦略、クラブとしてのビジョン、ファンクラブやシーズンチケットについて説明した。
続いて、今シーズン唯一の新加入となる安江祥光選手が登場。「19年間の選手生活の中で唯一経験していない優勝を果たすため、スピアーズへ移籍を決意した」という安江選手は「リーグワン・ディビジョン1」最年長となる41歳のベテランフッカー。昨季はリーグ通算150試合出場を達成し、優勝に向けたラストワンピースになることが期待される。
スタンドオフの押川敦治選手とオペティ・ヘル選手は、新デザインのユニホームを着用して登場。会見終了後には、ファンクラブ会員限定のイベントとして「ファンからの質問コーナー」や「フォトセッション」も行い、選手とファンが直接交流した。
前川さんは「昨シーズンはワントライ届かず、準優勝に終わった。地元江戸川の皆さんと一緒に、今シーズンから始まるクボタスピアーズの黄金期をつくりたい」と意気込む。シーズン初戦は12月13日、ノエビアスタジアム神戸でコベルコ神戸スティーラーズと戦う。