
葛西臨海公園(江戸川区臨海町6)で8月1日から、「花と光のムーブメント」が開催される。今年は「海と自然と、いのちとつながる」をテーマに、4万本のヒマワリが光・アートと融合する。
会期中、同園観覧車の隣に約3800平方メートルのヒマワリ畑が登場する。ヒマワリの品種は、「ソニア」「バレンタイン」「はるかのヒマワリ(復興ヒマワリ)」の 3 種。日中は、夏の太陽に向かって咲くヒマワリに囲まれた写真や、観覧車を背景にヒマワリ畑で撮影できるフォトスポットも登場。夜間は、現代美術家・宮島達男さんによる平和に暮らせる社会を希求した作品「Peace to the Sunflowers」が出現し、「自然とアート」「時間と生命」「人と環境」をテーマに演出を行う。畑には29本のデジタルカウンターを設置。デジタルカウンターは、9から1までカウントダウンし、それぞれのカウンターは「かけがえのない一人一人の命」を表現する。
同企画は、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」統括ディレクターも手がける杉山央さんがプロデューサーを務めた。
都立公園である同園は、都内にありながら空と海が大きく広がる。東京都は、「2040 年の都立公園のあるべき姿」として、「豊かな緑を育み、次世代につなぎ、国内外の人を引きつける魅力を生み出す公園」を目指して、都内のさまざまな公園で「花と光のムーブメント」に取り組んでいる。
期間中は、江戸川区移動販売団体所属のキッチンカーなどが出店し、軽飲食を販売する予定。
夜間の光・アートインスタレーションは18 時~20時 30 分。入場無料。8 月 10 日~14 日は開園時間を延長する。8月17日まで。